検査機器
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1. エコー検査
肝臓、胆嚢、膵臓、腎臓などの臓器の観察に適しております。
FUJIFILMのARIETTA 650 DeepInsightを使用しております。高画質技術を搭載し、質の高い診断を支えております。当院では造影エコー検査や超音波エラストグラフィも行っております。超音波エラストグラフィはShear Wave Measurement (SWM)/ Attenuation計測(ATT)を導入しております。SWMでは伝搬速度(Vs)を計測することで肝臓の硬さを定量的に評価できます。これにより従来は肝生検で評価されていた線維化が侵襲的な処置なく評価できるようになっております。ATTでは肝臓の脂肪化の程度を推測する指標となります。こちらも肝生検で評価していた脂肪量の指標も侵襲なく評価できるようになっております。
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2. 内視鏡検査(胃カメラ、大腸カメラ
胃カメラは食道、胃、十二指腸、大腸カメラは大腸の観察に適しております。
当院ではFUJIFILMのELUXEOシステムを導入しております。スコープは経鼻用と下部消化管用がございます。当院では胃カメラを経鼻用スコープ、大腸カメラを下部消化管用のスコープを用いて検査しております。
大腸ポリープも切除できるようAMCOの高周波装置 ERBE VIO100Cを導入しております。また、希望に応じて鎮静処置も可能です。希望の方はお伝えください。
内視鏡画像診断支援システムとしてCADEYEも導入しております。AI技術のディープラーニングを活用して開発され、病変のリアルタイム検出・鑑別する支援システムとなります。AI技術も加わることで、通常は同定困難なポリープなども自動で検出されます。AI技術のアシストのおかげで、より正確な診断・治療に繋がると考えております。